看護師として働いていると、1日1万歩以上歩いたり、小走りになったりすることが当たり前の毎日です。
そのため、勤務が終わる頃には 足がパンパンにむくんでしまう こともよくあります。
実はこの“むくみ”は、看護師だけでなく
立ち仕事の方・長時間移動の多い方・旅行で歩き疲れた方 など、誰にでも起こりやすいもの。
ここでは、私が普段から行っている足ケアを紹介しますね。
一般の方にも続けやすい内容です。
■なぜ立ち仕事は足がむくみやすいの?
まずは簡単に理由を説明します。
●① 血液が足にたまりやすい
足の静脈(血液を心臓に戻す血管)は、重力に逆らって血液を戻す必要があります。
立ちっぱなしだと、この静脈の流れが弱まり、血液が下に溜まりやすくなるんです。
●② リンパの流れが滞りやすい
リンパ(老廃物や余分な水分を流す仕組み)は、筋肉が動くことで流れが促進されます。
同じ姿勢で長時間立っていると、リンパが流れにくくなる → むくみにつながる という状態に。
看護師は立ち仕事+小走り+急な体勢変更が多いので、むくみやすい条件が揃っています。
■看護師の私がしている“足ケア”4つ
1.着圧ソックスでむくみ予防
着圧ソックスは、足首→ふくらはぎ→太ももに向かって圧が少しずつ弱くなる構造で、
血液やリンパを心臓へ戻すのをサポートしてくれます。
●おすすめポイント
- 履くだけで簡単
- 日中用・夜用など用途が選べる
- 看護師向けの白いタイプはアンファミエ(看護・介護士向け通販)などに多い
- ドラッグストアや大型スーパーにも豊富
●私の使い方
- 勤務中:やや強めの着圧ソックス
- 夜:弱めのリラックス着圧タイプ
予防としても、むくみが気になる日のケアとしてもおすすめです。
2.入浴しながらの足マッサージ
湯船で足を温めると血流が良くなり、むくみが和らぎやすくなります。
●マッサージのやり方
- 足首をゆっくり回す(関節のこわばりをほぐす)
- 足首 → ふくらはぎ → 太ももの順に、心臓の方向へ流すように
- 力は「痛気持ちいい」程度
- 最後に 鼠径部(足の付け根) を軽く押すとリンパが流れやすい
入浴時間がそのままケアになるので、続けやすい方法です。
好きな入浴剤を入れてゆっくりリラックスしながら、行いましょう。
3.トリガーポイントで筋膜リリース
トリガーポイント=筋肉が硬くなりやすい部分のこと。
そこを押したり伸ばしたりすると、足が軽く感じられることがあります。
●おすすめアイテム
- テニスボール
- リリースボール
- フォームローラー 初めはやわらかめがおすすめです。色によって硬さが違います。私はパープルを愛用中です。テレビを見ながら、足をコロコロしたり、寝る前に行うとスッキリしますよ。
●ポイント
- ふくらはぎの外側・内側
- 足裏のカチカチ部分
- 膝裏(軽く)
筋肉のこりをほぐすことで、血流が改善し、むくみや重だるさの軽減につながります。
こちらの動画は、とてもわかりやすくて参考になったので共有しますね。
ストレッチの流れや動き方が丁寧に説明されていて、初めての方でも取り入れやすいと思います。
4.水分をしっかりとる
意外ですが、水分不足でもむくみやすくなります。
身体が「水をため込もう」とするためです。
●意識していること
- 一気飲みではなく、こまめに少量ずつ
- カフェインばかりにならないようにする
- 水、麦茶、カフェインレス飲料を持ち歩く
- 夜勤や忙しい日は特に意識する
水分バランスが整うと、むくみだけでなく頭痛・疲労感の軽減にもつながります。
もちろん、ペットボトルでも良いのですが、麦茶・ほうじ茶・ルイボスティ等をマイボトルに入れて、持ち歩くのがおすすめです。無印良品のマイボトルはシンプルでおしゃれなので、愛用しています。
5.足・体全体のストレッチで血流改善
ストレッチは 筋肉の緊張をゆるめる(筋肉が縮こまって血管を圧迫するのを防ぐ) 効果があるので、むくみ対策にとても重要です。
とくに立ち仕事が多い看護師は、
- ふくらはぎ
- 太もも
- 骨盤まわり
- 背中
が硬くなりやすいので、短時間でも伸ばしてあげると血流が一気に良くなります。
●おすすめストレッチ①
ふくらはぎストレッチ(壁を使って)
- 壁に手をつける
- 片足を後ろへ引く
- 後ろ足のふくらはぎを伸ばす
→ 20〜30秒キープ
※ ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血液を押し戻すポンプの役目があります。
●おすすめストレッチ②
太ももの前(大腿四頭筋)を伸ばす
- 立ったまま片足を後ろで持つ
- 太ももの前側が伸びるのを感じる
→ 20〜30秒キープ
※ 長い時間立っていると太ももの前側に無意識に力が入り、血管を圧迫してしまいます。
●おすすめストレッチ③
お尻(大臀筋)と骨盤まわりのストレッチ
- イスに座る
- 片足を反対側の膝の上に乗せる
- 背筋を伸ばして前に少し倒れる
→ お尻の外側が心地よく伸びます
※ お尻や骨盤周囲が固いと、足の付け根のリンパが流れにくくなるため、むくみやすくなります。
●おすすめストレッチ④
足首ぐるぐる回し(どこでもできる)
足首を大きく回すことで、
- 血流
- リンパ
- すね・ふくらはぎの筋膜
がゆるんでむくみ改善につながります。
●続けるコツ
- 1つのストレッチを30秒でOK
- 風呂上がりがいちばん伸びやすい
- 夜勤明けは軽めに
- 「痛気持ちいい」くらいで止める
■食べ物でむくみ対策するなら?
次回、むくみ対策の食事編の記事で詳しく書こうと思います。今は少しだけ。
- バナナ(カリウム豊富)
- アボカド
- ほうれん草
- 海藻類
看護師はバナナをよく食べていますよね。夜勤あるあるです(笑)
■まとめ
立ち仕事をしていると、足のむくみはつきものです。
でも、日頃のケアを続けることで、翌日の足の軽さがまったく違うと実感しています。
看護師の仕事がどんなふうに体を使うのかは、前回の記事にまとめています。
よかったらそちらも読んでみてくださいね。



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